現代柔侠伝
全巻読み放題
10 巻
4
あらすじ
大分で開かれた金鷲旗大会で優勝した鎮西高の柔道部は、熊本には戻らず、そのまま全国高校柔道選手権大会の開催される東京の講道館に向かった。大会へ向けて、練習相手は拓殖大学の柔道部員。ここで鍛えなおして、高校日本一をめざすのだ。大会の出場チームは、全国から50チーム。柳勘一の電光投げもあり、予選リーグを軽々と突破。ベスト16からのトーナメントに挑む。宿命のライバル、薩南商の辺見一郎も絶好調。二人の激しく、熱い闘いの結果や如何に……というところか。また、この10巻の「蛟龍期」から柳勘一は、拓殖大学の1年生となり、寮生活を始める。そして、かつては、新興テキヤの会長として、一大勢力を築きあげた滝村と巡りあうことになる。権謀術数のかぎりを尽くしてきた滝村とはいえ、GHQの謀略にあっけなく服役する羽目となり、昭和34年、ようやく出所できたのだった。柳勘一と滝村。この二人の動向(活躍)には、当分、目が離せないというところか。
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非表示にするバロン吉元氏が約10年に渡って描き続けた大河漫画シリーズ「柔侠伝」の中でも最も読み応えのある作品です 劇画タッチの表紙からは硬派で硬い印象を受けるかも知れませんが、それだけじゃない、人物も演出も非常に人間臭く、柔と硬を併せ持った面白い作品です!
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